週刊文春が2023年6月21日
大阪桐蔭高校のラグビー部顧問が
授業中に生徒を殴打したと報じている。
記事を読んでみたが、
学校内という
ある意味閉鎖的な空間で起きた今回の出来事は
「あり得ない」
の一言に尽きる。
同様のことが今後起きないためにも、
今回の事の顛末を記しておこうと思います。
Contents
事件の発端
生徒を殴打したのはラグビー部の顧問。
英語の授業中に野球部の生徒がこっそりガムを噛んでいるのを発見し、頭を叩く。
生徒が下を向くと、生徒の顔を手のひらで
下から上に思い切り突き上げるように殴打。
ラグビー部顧問はこの生徒に対し
「お前が悪いんだからな」
と言い、授業を続ける。
殴打された生徒は保健室に行ったものの
鼻は変形、歯が欠けるほどの状態。
というのが、今回報じられている内容です。
一緒に授業を受けていた生徒によると、
殴打された鼻と口からは血が噴き出し
顔中血だらけ。
あまりの出血に床には血だまりが出来たほど
だという。
事実関係について学校側は
「事実に間違いはございません。当該生徒が怪我の治療中であることを知らずに平手がその箇所に当たってしまい、鼻血が出て、その血が床に落ちていたのは事実です。
このようなことはあってはならないことです。学校として厳正に対処する所存です。
引用:週刊文春
上記を文章にて回答。
正直学校側もこんなことが起こるとは予想していないでしょう。
すでに本人保護者への謝罪はしているという。
しかし、たまたま当たりどころが悪かったかのような言い方は、
殴打された生徒の気持ちを考えるとやるせない気持ちになります。
ラグビー部顧問についての情報
今回報じられているラグビー部顧問については
大阪桐蔭高校ラグビー部OB
プロでスクラムハーフとして活躍
2020年より非常勤講師として勤務
との情報です。
詳細情報は出ていないため、分かり次第追記します。
教師としてのセカンドキャリアに母校を選び、元プロとしてラグビーに携わっていただけに、今回の出来事はより悲しいものです。
まとめ
今回は高校という教育の現場で起きたこと。
確かに授業中にガムを噛むという行為は
叱られるべきだし、正されるべきです。
ただ、そのための方法が暴力というのは
どんな理由があっても許されません。
来月から夏の甲子園を目指す
全国高等学校野球選手権 大阪大会
が始まります。
今回怪我を負ったことがこの野球部の生徒に影響しないことを祈るばかりです。
ラグビーでプロを経験した先生ともなれば、
スポーツをしている生徒からすれば
種目に限らず憧れる存在ではないでしょうか?
学校でも社会でも、互いのリスペクトは必要ではないでしょうか?
暴力で物事を解決するような人間にリスペクトは出来ません。
今後の学校側の対処や動向が気になる今回の事件です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。